ヒストリー

English Tea Shopとは

Farm to Cup
スリランカの茶農園からお客様の一杯になるまで

ENGLISH TEA SHOPの商品すべてが100%オーガニック。イギリスで生まれ、いまでは世界55か国にまで展開を広げております。
スリランカ本社では、オーガニック茶農園から手作業で茶葉を摘むところから、最終的な出荷まですべて自社製造でまかなっております。

世界でも先駆けのサスティナビリティモデルとして地球に優しい素材を取り入れ、環境に配慮されたアイデアを日々積極的に取り入れています。
製品にはプラスチックやポリエチレン、その他再生不可能な資材をできる限り使わず、包装にコンポスト素材(微生物による自然分解が可能な資材)の使用を推奨しています。

豊かな自然、それを支える人々やコミュニティなど、環境を守っていく使命は “未来”に繋がります。English Tea Shopは世界に向けて、未来を担う紅茶メーカーとして挑戦しつづけます。

ENGLISH TEA SHOP のティーセレクションには、定番の紅茶が好きな方、ウェルネス志向な方など、ご自分用から季節に合わせたギフトセットまで、幅広いお客様のニーズに合わせ、様々な商品レンジを豊富に取り揃えております。
お客様の様々なライフスタイルに合わせて、バリエーション豊かなティーセレクションをご紹介させていただきます。

受賞履歴

2020年「Queen's Award(英国女王賞) サスティナビリティ開発部門」受賞

1965年に英国王室により設立されたQueen's Awardは、英国公式の賞の中でも最高の賞であり、これを授与するということは、英国における企業基準にて「最高水準の品質」を達成したことの証であり、この上ない誉れでもあります。女王直々に授与されるこの賞は、年に一度、エリザベス女王の誕生日4月21日に発表されます。

今回受賞がかなった『サスティナブル開発部門』は、環境・社会そして経済全体において、多大な貢献となる商品や発展させた企業、または組織であると評価された証です。

ここでの“サスティナビリティ”の定義は、現在の活動や功績のみならず、”先の将来も見据えた活動、サービスを継続的に行い、世界中の人々にとってより良い生活環境を確実にする活動”を意味しています。

2017年「National Business Award サスティナビリティ部門」金賞受賞

「Lloyds Bank National Business Award」は、英国に本社を置く企業の功績を称える表彰式で2002年から毎年開催されています。かつてデービッド・キャメロン元首相はこの賞を「偉大な英国ビジネスにおけるオスカー」と呼びました。

オーガニックへのこだわり

English Tea Shopの紅茶は、安心・安全な紅茶・ハーブティーを提供するためにControl Union Certifications(日本農林規格JAS国際有機認証機関)の認定を受け、英国やヨーロッパのみならず日本の農林水産省が規定している厳しいJASの認定基準もクリアしております。

有機JASの主な認定基準

  1. 土壌は3年以上農薬、化学肥料をしていないこと。
  2. 遺伝子組み換え種苗を使用していないこと。
  3. 環境にやさしい栽培管理方法であること。
  4. 収穫、輸送、選別、調整、洗浄、貯蔵、包装、その他の工場管理基準とその実施ができていること。
  5. 生産農家や製造工場は認定後定期的に更新されていること。

フェアトレードへの考え方と取り組み

フェアトレードとは、発展途上国で働く労働者や子供達の生活向上と労働条件の改善・環境保護を支援するために、原料や商品を適正な価格で取引する貿易の仕組みです。

環境や生産者の権利を侵さないだけではなく、生産者の村に学校や病院などの施設を建設する手助けとなります。
経済的に豊かな先進国だけに有利になるような取り引きではなく、発展途上国の生産者や労働者の方々にとっても公正な取り引きをすることで自立と支援を促しひとにも環境にもやさしい商品をつくり先進国とフェアな関係を保つための認証です。
欧米に比べ、日本では認知度が低いフェアトレードですが、わたしたちの紅茶を通じて少しでも広がっていけばと考えております。

当社では高山地の厳しい環境下にて働く茶摘みのスタッフや茶葉工場の環境を整え、貧困の連鎖を解消させるためのシステムや彼らの子供たちが教育を受けられる為の「学校の設立」、積極的な「フェアトレード」による生活環境の改善に取り組んでいます。

スリランカ産最高級茶葉のみ使用

スリランカの茶葉について

スリランカの気象条件は紅茶の生産に適しています。特に強い日差しと冷涼な気候を兼ね備えた山岳地帯で生産される紅茶は香味に優れ、ヌワラエリヤをはじめとする一帯には山の斜面という斜面が紅茶の畑で覆われています。

紅茶の栽培は主に、島の中央山岳地帯と、島南端近くの平地で行われています。スリランカでは茶園の位置する標高により、紅茶を3つに区分します。

  1. ハイグロウンティー /高地産茶。標高1200メートル以上の茶園
  2. ミディアムグロウンティー/中地産茶。標高600~1200メートルの茶園
  3. ロウグロウンティー/低地産茶。標高600メートル以下の茶園

English Tea Shopで使用している茶葉について

当社の製品は「ハイグロウンティー」に区分される産地(ウバ、ヌワラエリヤ)で摘まれた最高級茶葉*1のみ使用しており、スリランカの工場にてブレンド・製造まで手掛けています。

*1 ハイグロウンティーは、島の中央山岳地帯に位置し、標高が高いためその気候は熱帯地域とは思えない冷涼さです。その冷涼さに反する強い日差しと昼夜の温度差、よく発生する霧が高品質な茶葉を育てていると言われています。

今後の活動

次世代の将来を見据え、人体に影響のない安心な原料への追及

紅茶フレーバーに使用される香料に対してもORGANIC認定の取得を目指します

環境に配慮した素材への追及

プラスチック製ビニール袋など、問題視されている環境汚染に関わる素材の一斉を使用せず、土に安全に返せるコンポスト素材・再生利用可能な紙素材へのパッケージ素材への移行を積極的に行います。

小規模農園への支援と継続

小規模農園とタッグを組み、支援と教育を継続的に行い、お互いに有益な立場の構築を目指します。